ケアンズのダイブクルーズ
ダイブクルーズの2つのパターン
ケアンズでは「オーシャンクエスト」や「プロダイブ」など、日帰り圏内をダイブクルーズで楽しむ、比較的短期間のクルーズと、「スポイルスポート」、「スピリットオブフリーダム」など、日帰りでは行けないエリア、コッドホールやコーラルシーなどへアクセスする4日間以上の日程が必要なタイプの2つのパターンがあります。1日、最大4ダイブ可能ですので、回数多くダイビングを楽しみたいダイバーにとってはお勧めです。
ダイブクルーズボート
ダイブクルーズ概要
日帰り圏内をクルーズする「オーシャンクエスト」は、ボート自体はアウターリーフを周遊していて、日帰りダイビングも兼ねた送迎専用ボートでクルーズボートとケアンズ間の送迎を行います。したがって、滞在日数は、自由に設定できます。 「プロダイブ」は、クルーズ船を3隻所有し、2泊3日のトリップを週6回実施しています。
「スピリットオブフリーダム」、「スポイルスポート」は、ケアンズの北方にあるコッドホールや、その沖に広がるコーラルシーでのダイビングが可能で、、3泊4日、あるいは4泊5日、その両方を組み合わせた7泊8日というトリップもあります。コッドホールは、大型のハタ、ジャイアントポテトコッドで有名で、コーラルシーは、透明度の高いドロップオフでのダイビングやシャークフィーディングが楽しめます。
6~8月の3か月間、南極海から回遊してミンククジラやザトウクジラとの遭遇も、ケアンズのダイブクルーズの魅力の一つです。 ミンククジラとの遭遇をクルーズの目的とするなら、6月~7月、「スピリットオブフリーダム」、「オーシャンクエスト」、「スポイルスポート」、あるいは「プロダイブ」のクルーズに参加することをお勧めします。
その他、コッドホールより更に北側の、通常のスケジュールではアクセスできないグレートバリアリーフの北端部や、ケアンズの南のリーフに沈む有名な沈船、「ヨンガラレック」など、遠隔地へアクセスするクリーズが不定期に組まれています。これら、遠隔地へのクルーズの詳細については、それぞれのクルーズ船のページでご確認ください。
ダイブクルーズボート
2024年9月時点での日本人スタッフの乗船状況
●オーシャンクエスト
日本人スタッフが勤務している場合もありますが、確約はできません。
●スピリットオブフリーダム
日本人スタッフが1名、常勤スタッフとして勤務しています。このスタッフが休日の場合、日本人スタッフの乗船はありません。
●スポイルスポート
英語オンリーのツアーになります。
●プロダイブ
英語オンリーのツアーになります。
ミンククジラクルーズ(6月~7月)
6月上旬~7月下旬にかけて、ケアンズ周辺のグレートバリアリーフでは、ミンククジラと一緒にダイビングやシュノーケリングを楽しめるという、すばらしい経験に恵まれます。ミンククジラは、毎年、この時季、
南極大陸から北上し、ケアンズ周辺の海域までやってきます。ミンククジラは、他のクジラに較べ、比較的容易に近づくことができ、ダイビングの間、ずっと一緒に潜ってくれることも珍しくありません。ミンククジラが
ボートに近づいてくると、ダイバーは、すぐさまシュノーケリングの用意をして海に飛び込み、シュノーケリングで一緒に過ごします。その後、スクーバダイビングで、引き続き、水中で楽しい時間を過ごすことも可能です。
ミンククジラは他のクジラに較べて、好奇心旺盛なクジラと言えます。ミンククジラとの遭遇頻度が最も高いのは、6月下旬から7月上旬にかけての時季です。
この時季、各ダイブクルーズ船は、ミンククジラクルーズを実施します。通常運行とは別に、この時季だけ、特別にミンククジラクルーズを設定するクルーズ会社もあれば、通常の運行コースがミンククジラの回遊ルートと重複しているクルーズ船では、特別に、ミンククジラクルーズ用のツアーを設定することなく、通常運行の中で、ミンククジラクルーズを開催しています。